やる気を持続させるコツ>やる気のない人にやる気を出させる秘策
前回、内的動機に動機づけられている人への効果的な
やる気の引き出し方を、子どもを例にしてご説明しました。
内的動機に動機づけられた人は、放っておいてもがんばりますから
環境を整えるだけにしておくべき、というものでしたね、
もちろん、子ども以外の場合でも応用は効きます。
では、内的動機に動機づけられていない場合は、どうすれば良いのでしょう。
今回も、子どもを例にご説明しますね。
内的動機を持たない子どもには、外から動機を与えてあげなければ
なりません。
つまり、外的動機ですね。「テストで100点を取ったらお小遣いアップ」
や、「○○時間勉強したら、明日は一日遊んでいいよ」などのように。
要は、美味しい飴付きの目標を与えるのです。
この際のコツとして、なるべく実現しやすそうな目標にしてください。
実現しにくければしにくいほど…つまり、あまりに高い目標だと
現実味が失せてしまいます。
最初は低く設定し、徐々に徐々に上げていくのが最も良いでしょう。
ここで注意したいのは、「○○できなかったら××してあげない」とか
「テストで90点以上取れなかったらお小遣い無し」のような目標は
与えないようにしましょう。反発を招き、勉強嫌いな子どもにして
しまいます。
なるべく継続できる目標を与えることが、子どもの将来のためにも
良いでしょう。
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